科學技術振興機構報 第1510號

令和3年5月20日

東京都千代田區四番町5番地3
科學技術振興機構(JST)

地球規模課題対応國際科學技術協力プログラム(SATREPS)における
令和3年度新規採択研究課題の決定

~「科學技術外交」の強化に向けた政府開発援助(ODA)との連攜による國際共同研究~

JST(理事長 濵口 道成)は、國際科學技術共同研究推進事業 地球規模課題対応國際科學技術協力プログラム(SATREPS:Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development、サトレップス)における令和3年度新規採択研究課題を條件付きにて決定しました。

SATREPSは、科學技術と外交を連攜し、相互に発展させる「科學技術外交」の強化の一環として、文部科學省、外務省の支援の下、JST、日本醫療研究開発機構(AMED)および國際協力機構(JICA)が連攜して実施するプログラムです。開発途上國のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、社會実裝の構想を持つ國際共同研究を政府開発援助(ODA)と連攜して推進することによって、地球規模課題の解決および科學技術水準の向上につながる新たな知見や技術を獲得することやこれらを通じたイノベーションの創出を目的としています。また、その國際共同研究を通じて開発途上國の自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動體制の構築を図ります。さらに、SATREPSは國連の持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)に積極的に対応して國際社會に貢獻していきます。

今回、JSTの所掌分野である環境?エネルギー分野、生物資源分野、防災分野について令和2年9月8日から11月9日まで研究提案を募集したところ、合計70件の応募がありました。募集締め切り後、ODAの視點からの評価も含め、外部有識者による委員會が書類?面接選考を行い、下表のように3分野4領域について合計10件の研究課題を決定しました。タジキスタン共和國とは初めての國際共同研究となり、SATREPSで採択した國は、合計52ヵ國(AMED所掌分野含め53ヵ國)となりました。

また、今回の公募においては、10件のうち2件をトップダウン型SATREPSとして決定しました。

今後、契約などの準備が整い次第、支援を開始する予定です。

なお、SATREPSで対象とする分野のうち、感染癥分野については平成27年4月1日よりAMEDに移管され、AMEDとJICAの連攜事業として実施されています。

<研究分野別?地域別 採択研究課題數>

研究分野 環境?エネルギー分野 生物資源分野 防災分野
研究領域 地球規模の環境課題の解決に資する研究 低炭素社會の実現とエネルギーの高効率に関する研究 生物資源の持続可能な生産と利用に資する研究 持続可能な社會を支える防災?減災に関する研究
採択件數/
応募件數
3件/26件 2件(うち1件がトップダウン型)/9件 3件/19件 2件(うち1件がトップダウン型)/16件
地域 アジア アフリカ 中南米 その他
採択件數/応募件數 6件/41件 1件/16件 2件/5件 1件/8件

<研究代表者の所屬機関別 研究課題の応募件數および採択件數>

所屬機関 國立大學等 公立大學 私立大學 國立研究開発法人?
獨立行政法人
國立研究所 その他 合計
応募件數 54 70
採択件數 10

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

(英文)“JST announces 10 new SATREPS projects for FY2021:Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development program combines international joint research with Official Development Assistance (ODA)”

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